労働問題
良くある労働問題についてのお悩み
- 未払いの残業代を請求したいが、会社に居づらくなるのではないか
- 「怒鳴ったほうが勝つ」という社風があり、暴言に耐えきれない
- いつも仕事が遅く、弁護士に相談する時間がなくて、問題を先送りしている
労働問題に関して弁護士に相談するメリット
弁護士に一任することで、強い主張が行いにくい労働者でも、不利益を回避することができます。
当事務所なら、事前にお約束いただければ深夜やお休みの日でも対応いたしますので、問題を放置せず、あるべき「当たり前の姿」へ戻していきましょう。
残業代請求に関する相談事例
【相談内容】
未払いの残業代は法律違反なので、訴える気さえあれば、必ず支払われるのではないでしょうか。弁護士に依頼するメリットは何でしょう。
【当職からのアドバイス】
いろいろ考えられますが、大きなメリットとしては、「どのような証拠を集めたら主張が通るのかを、あらかじめ見通せること」ではないでしょうか。残業が行われていたことを示す立証責任は、労働者側にあります。会社の勤務管理がずさんだと、意見の食い違いや反訴によって裁判へ進み、長期化する恐れも考えられます。
【ご依頼の結果】
裁判を見越し、パソコンの使用ログやIC定期券の履歴などの証拠集めを行ったところ、結果として弁護士による交渉に応じる形で、時間外労働賃金の未払い分が支払われました。
【弁護士の一言】
サービス残業が発生した段階で、一度ご相談されてみてはいかがでしょうか。証拠の集めやすさは、抗争段階に入る前のほうが格段に行いやすくなります。例えば、残業代請求を行う前の3カ月ほどで構いませんので、出退勤時にメールを送るのも方法です。これにより残業の状態化が示せれば、過去においても同様だったのではないかという推察が可能になります。
不当人事に関する相談事例
【相談内容】
すでに転職活動を始めていて、次の会社が決まった段階で会社に辞表を出したところ、目の前で破り捨てられてしまいました。これからすぐにでも相談したいのですが、夜間の対応は可能でしょうか。
【当職からのアドバイス】
もちろんです。辞職の決意が固まっているのなら、問題を後伸ばしにしていても意味がありません。速やかに解決しましょう。
【ご依頼の結果】
弁護士より内容証明郵便を送付したところ、ただちに辞意を受け入れるとの返事がありました。
【弁護士の一言】
今回のケースでは、ご依頼者のご要望もあり、慰謝料やペナルティなどを求めないことにしました。ただし、状況次第では、転職が遅れたことによる損害金請求などを検討していきましょう。