遺言・相続問題
良くある相続問題についてのお悩み
- 相続についての話し合いが半年も続き、疲れ果ててしまった
- いわゆる「終活」や遺言に興味があり、詳しい説明を聞きたい
- 遺言の内容に不満がある場合、どのような対抗手段が考えられるのか
遺言・相続問題に関して弁護士に相談するメリット
評価による差異が生じかねない遺産の額を、正確にお調べいたします。
当事務所では、ご家庭への訪問や現場視察などを積極的に行っておりますので、遠慮なくお声がけください。
不動産の形状や権利書を直接確認することで、より正確なアドバイスが行えるでしょう。なお、ご家族と一緒にご相談いただいても構いません。
遺産分割協議に関する相談事例
【相談内容】
不動産の権利者がばらばらで、土地は亡父なのに、建物が存命の母名義になっていました。土地だけを遺族で分けてしまうと母親が住みにくくなりますし、どうすれば良いでしょうか。
【当職からのアドバイス】
まずは、法定相続通りに遺産分割が行われるとどうなるのか、ご遺族それぞれの権利・義務を明確にしてみましょう。土台がないと、そこからの交渉が進められないと思います。手札の数字が明らかになれば、交換などの交渉も行いやすくなるはずです。
【ご依頼の結果】
関係者全員のご要望などを一通りヒアリングしたうえで、遺産額に不公平が生じず、なおかつ建物を売却しないで済ませられるような分割案を模索していきました。具体的な評価額も合わせてご提示したため、スムーズに納得が得られたようです。
【弁護士の一言】
遺産分割協議は、一度もめ出すと長期化し、やがて気力が続かなくなってくると思います。早い段階で弁護士のサポートを付ければ、解決が近づきますし、心理的な負担も軽減されるのではないでしょうか。
遺言作成に関する相談事例
【相談内容】
遺言を作成する場合の注意点を教えていただけないでしょうか。
【当職からのアドバイス】
法定相続人には、一定の遺産を受け取る「遺留分」という権利が保障されています。これを侵害しないようご注意ください。また、同居しているご家族に、銀行のカードなどを預けてはいないでしょうか。このような場合、後で「自分のことに使っていたのではないか」などと疑われる可能性があります。遺言を利用して、自分の世話に関する費用や葬儀代に関する出納なども指示しておくと、万全でしょう。
【ご依頼の結果】
万が一の事態を考え、当職が遺言執行人を承ることになりました。
【弁護士の一言】
相続は単なる税金対策とは異なります。弁護士なら、遺産の権利関係が極力シンプルになるよう、遺族間の調整や整理を図ることも可能です。むしろ、問題を単純化できるひとつの機会と考えてみてはいかがでしょうか。